« 来る日も来る日もこれが人生最後の日と思って生きるとしよう | トップページ | なんで決められなきゃいけないの?(酒井式描画指導法) »

2005.09.20

酒井式描画指導法(わかりやすい言葉での批判)

酒井式描画指導法について、コメントをもらい知ったのですが
酒井式描画指導法について、TV放映されたそうです。

その方、山崎氏のコメントをこちらにコピーしておきます。

同時にその方のブログから、いろんな方のブログを見つけましたので
トラックバックいたします。

酒井式描画指導法については、美術ということであり、
TOSS授業のほかの問題点、
「水からの伝言」のようなニセ科学を容認しているといったような
誰もがわかる「明確」な言葉を使った
「簡潔」な表現による批判がまだなされていません。

問題として取り上げるなら
まず誰もがわかり、
たくさんの人が批判に共感できるようにしなければなりません。

酒井式描画指導法が、「他の教育法と違い、ここが問題なんだ」
ということです。

私の印象では、酒井式描画指導法では、
子ども独自で絵を描き上げる力がつかないと思っています。
しかし、これが本当なのか
ほかの教育を受けてきた子がちゃんとついているのかの実験結果がありません。

例えばの案なのですが
酒井式描画指導法のみを受けてきた子供たち50人と
その他の指導法を受けてきた子供たち50人に
まったく自由に、絵を描かせてみる、あるいは何か発想させてみる
(テーマ、題材については、その場で発表)
そういう比較対照実験はどうでしょうか。


子供たちに感想を聞くというのも考えたのですが
自分の子供 (かなり自分の意見をはっきり言う) ですら、
その授業を取材にきていたケーブルTVの取材に対しては
「楽しい」と、子供なりに気を使い、
あるいは無力な子供であるがゆえに大人におもねる発言をしていましたので
薄っぺらなアンケート用紙では
子供の本心をリサーチするのは、ほぼ不可能だと思います。

 「もう二度とあの授業は受けたくない。あの絵は見たくない。」と
 2-3日してからこっそり、怒られるかとびくびくしながら
 母である私に言いました。


【関係ブログ】

美術と自然と教育と
 酒井式の放送後考えたこと
 酒井式描画指導はまた広がりを見せそうな予感
 難しく考えすぎていたかな?酒井式のこと

 「酒井式」に学ぶ ?
おおはしわあるどブログ
 NHKの放送に対する意見
 酒井式を美化してNHKが放送してしまいました
 
その他
 酒井式、NHKでの放送内容は?(日本美術教育学会WEBニュース)
 酒井式の放送を見て(ハートでアート)
 NHKで酒井式放映 これが全国に広まったら大変
  (麓郷生まれの麓郷育ちの日記)
 『わくわく授業 〜酒井臣吾先生の図工〜 』を見て
  (子どもとの笑顔 ~美術教育の日々~)

あんねりあん(ぶろぐ編)
 酒井式描画指導法を考える


賛成あるいは実践している方のブログ
 よびのび仕事日記の酒井式描画指導法


【関係サイトおよび掲示板】

TOSSウォッチング
TOSSウォッチングの掲示板


わくわく授業(教育テレビ)  こんなにイキイキ描(えが)けたよ
  初回放送 平成17年9月18日
  再放送 平成17年9月24日(土)深夜午前0時40分〜1時05分 (実際日付は9/25AM)


酒井式描画指導法の具体例
  ・・・ ロボットのように画一的に描いていきます。
  これでシーンとなったのなら、子供があきらめモードになっているだけでは?

酒井式描画指導法のほめ方
  ・・・ はっきり言ってそらぞらしい。
  もし感受性が強い子供なら見透かし、嫌悪感すら感じるだろう。

酒井式描画指導法によって描かれた絵の例
  ・・・ みんな同じです。


題名を変えました。2005/9/21

« 来る日も来る日もこれが人生最後の日と思って生きるとしよう | トップページ | なんで決められなきゃいけないの?(酒井式描画指導法) »

酒井式描画指導法を考える」カテゴリの記事

コメント

山崎正明氏から別の場所にいただいたコメントですが、
こちらにコピーします。(一部を除く)
-------------------------------------
はじめまして。北海道の美術教師山崎正明というものです。酒井式で検索してやってまいりました。
あんねりあんさんのご意見の通りだと思います。教師の世界では批判の声も出ていますが、他の方々の声も聞けると助かります。
こともあろうにこの日曜日 NHKが、放映を決行しました。よろしければ私のブログもご覧ください。TBさせていただきますので。

名前: 山崎正明 | September 19, 2005 11:50 PM
http://yumemasa.exblog.jp/

あんねりあんさん、TBありがとうございました。大橋さんが彼のブログであんねりあんさんにコメントを出していました。わたしも大橋さん同様、貴重なご意見として受け止めまています。今週の土曜日深夜午前0時40分〜1時05分からNHKわくわく授業で再放送されるはずです。
私のところにはやはり親御さんから酒井式の相談のメールが届いたことが数度ありました。酒井式は親も喜ぶ、子どもも喜ぶというところで自信をもっています。
そうではないはずですね。

さて、具体的な批判まで考えていただいてありがとうございます。
この実験と似たようなものがあります。は酒井氏を師とする前田式というのがあるのですが、彼の著作で、試しに子どもを外に出していって自由に描きなさいと言ったら、子どもたちの反応が悪かったというようなことをかいまして、彼の出した結論はだから指導しなければだめだということでした。私たちからすれば、そんな指導をしているからそうなるんだということですね。

それにしてもお子さんの声聞くとつらいです。けれど、こんな声こそ私は聞いておきたいです。

どちらにせよ、このことについてこれまでネットで公然と批判をする人が出てきませんでした。これだけでも状況は変わってくるはずです。
酒井式は以外とシンプルに批判するのがよいのかなとも思ったりしています。職員室で酒井式のサイトをみせたらあきれていました。なんで同じ絵。こんなもん、子どもが描いた絵でないしょ。

あんねりあんさんの親としての言葉、イラストレーターとしての言葉、シンプルで説得力があります。今後インターネットを通じて大きな批判があることを酒井式をやろうとしている方々にわかっていただかないと。

もし番組を見られましたら、あんねりあんさんの実体験と重ねあわせつつ記事として発信していただけたらと思います。生の声は強いですから。

山崎さん、こんにちは。

あちこちのブログで別々に話をしていても
非効率な気がします。

私はその他に、
TOSSウォッチング掲示板にも書いていたりします。

どこかの掲示板、あるいは
酒井式only(それに類するものも含む)に特化した
ブログをつくって
そこにさまざまな立場(賛成派含)の方の
いろいろな意見を集約させませんか?

私も意見の分散はどうかなと思っていました。ただ、あちらこちらで話題になっているといろいろな方の目に触れるというよさもあります。
うーん、難しいですね。
実は、私が「豊かな美術教育を」をはじめた理由のきっかけのひとつが、つぎのようなものです。
 研究会で酒井式で指導した先生にその問題点を指摘したことがありました。その先生は、なぜいけなかったのかがよくわかってくれました。時間はかかりましたけれど。
 その先生は、絵画でもっといい指導をと考えて図書館に行ったのだそうです。すると酒井式の本がたくさんおいてあって、それがきっかけだということでした。
ならば自分にも自信はないけれども出来る範囲でこれまで学んできた成果を発信しよう、そして自分だけではなく、他の人の素晴らしいものも広めたい、そんな理由でリンク集に相当力を入れました。ほぼ今の形になるのに1年ほどかかりました。
 そして、今は美術教育そのものが教育の中から消されるかもしれない(中学校では必修教科から消え去るというのが最悪のシナリオです。)そこを見越しての今どうすべきかを考えています。
 ですから酒井式の批判に勢力をそそぐよりも、よい提案をしていくこともまた必要なことだと考えています。
 おおはしさんのKIDS ART LABOもすですし、私のブログで紹介している「楽しい図工を」などは著者である方と話し合って、著作の一部をネット上で公開していくことにしました。これは著者の渡辺さんと話していて動機は完全に酒井式をこれ以上広げたくないとい意図があります。
 私のブログはこのようなことから最近は紹介記事が多いのです。

夜中目が覚めてしまって、コメントしています。読み直したら、文章が変になっていました。お許しを。
たとえば、「著者の渡辺さんと話していて動機は完全に酒井式をこれ以上広げたくないとい意図があります。」は「著者の渡辺さんと話していて、酒井式をこれ以上ひろげては駄目だとなったのです。それで、酒井式を取り組まれている方や図工の指導に自信がないという方のために、他のやり方でしっかり指導できますよと発信したかったのです。これがブログでの公開のきっかけです。」

>今は美術教育そのものが教育の中から消されるかもしれない
>(中学校では必修教科から消え去るというのが最悪のシナリオです。)

なぜ美術が必要なのか
その無理解が根本の問題かもしれないのですね。

心の奥底では感じてはいても、
実際に目の前にこの酒井式をやっている先生や
「絵なんか」という考えの周りの人に
わかりやすい言葉で訴えることがまだできません。

山崎さんやおおはしさん、渡辺さんの考えを
自分なりに勉強してみます。

酒井式描画指導法の問題点について
イメージが沸かない人のために
数学の難問にたとえた話を書いてみました。

うまく伝わるかなぁ?
http://www.cm.kj.yamagata-u.ac.jp/bbs02/msg.php?mid=192&form=tree

あんねりあんさんの「勉強します」ってコメントを読んで、それならということで児童画について論じてある各種資料などを紹介しようとしていたところ、おそろしい本が出版されているのを見つけました。これにはさすがに空いた口も塞がらないという感じです。
これは、もはや小学校における酒井式の是非について論じているレベルの問題ではありません。少しでも子供の絵について勉強をしたことのある方であれば間違いなく驚かれると思います。
 あんねりあんさんにコメントしてよかったと思います。ありがとうございます。
ただお互いヒートアップしすぎないように気をつけましょうね。といいつつあまりの驚きで、眠れなくなってしまった山崎でした。

>児童画について論じてある各種資料などを紹介しようとしていたところ、
>おそろしい本が出版されているのを見つけました。

その各種資料やおそろしい本を
こちらのコメントかメールにていただければ幸いです。
お忙しいとは思いますが、よろしくお願いいたします。

おそろしい本とは今度出版される酒井式が幼稚園で指導された本。これについて、ブログで記事にしました。
記事の中で過去の児童画に関する美術教育研究について、ごく簡単に触れています。
これは、酒井式を少し授業に取り入れてみた人や、これからやってみようかなとかなと思う方へ特に読んでほしいと思って書いた記事です。
TBしておきますね。

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 酒井式描画指導法(わかりやすい言葉での批判):

» これが幼児の絵!? 魔法の酒井式描画法 [美術と自然と教育と]
 本当に驚きました!酒井式がついに2歳児までおりてきていたのですね。 「これが幼児の絵!?魔法の酒井式描画指導法」(明治図書) 今、本気で本気で驚いています。もう言葉もありません。実は酒井式についてこうやって書いていることは世間で言われるバッシングみたいでいやだなと思っていたわけです。 が、これはもはやNHKのディレクターが言っていたように「いろいろな指導法があっていい」を越えています。  「2歳児でもこんな絵が描ける!白鳥幼稚園で取り組んだ酒井式描画法の実録。幼児を対象にした酒... [続きを読む]

» 「美術教育の名言」 [美術と自然と教育と]
 全国造形教育連盟の研究委員会で意見を公募(画期的な出来事!)するということでしたので、自分なりにも、再度いろいろ考えようと思っています。そこで自分が「価値葛藤」できるような本を、もう一度読んでみようと思いました。その本の一つが、以下に紹介する「美術教育の名言」です。  本書は「一人ひとりの個性を生かす教育が叫ばれて久しいが、素直な感情表現の大切さを忘れた今日の美術教育は、子どもの自由な創造力をつみ取っている。」という考え方がもとになっています。 「美術教育の名言」滝本正男・島崎清流編著... [続きを読む]

« 来る日も来る日もこれが人生最後の日と思って生きるとしよう | トップページ | なんで決められなきゃいけないの?(酒井式描画指導法) »

フォト

あまぞんさん

カテゴリー

2020年1月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  

Twitter AnneJP1

無料ブログはココログ